ここでは、ED治療薬の1つであるペネグラとその特徴についてまとめました。
ペネグラは、インドの大手製薬会社であるザイダスカディラ社が製造・販売しているバイアグラジェネリックの一種です。ザイダスカディラ社は、ザイダスグループ傘下の会社であり、日本にもザイダスファーマ株式会社という支部を置いていました。
日本でも厚生労働省の許可を受けて、ジェネリック医薬品の開発および販売を行っていましたが、2014年に日本から撤退を表明しました。ペネグラは、インド製のバイアグラのコピー製品という位置付けになっているため、薬局などで購入することはできませんが、医療機関で処方を受けることは可能です。
ペネグラは、バイアグラと同じ有効成分である「シルデナフィル」が配合されているED治療薬です。有効成分がバイアグラと同様であるため、効果効能もほとんどバイアグラと一緒となっています。ペネグラの効果は、勃起した状態を維持すること。あくまでも補助的な役割であって、脳に作用して性的興奮や性欲増強をうながすものではありません。あくまで、勃起したペニスのサポートという作用のみです。
ペネグラを服用すると、血管が拡張されて血液の循環が良くなります。この状態で同時にアルコール摂取をしてしまうと、通常の数倍酔いが回ってしまい、ペネグラの効き目が弱くなることも。そのため、ペネグラ服用時にはアルコール摂取は控えるようにしましょう。ただし、普段から緊張をほぐすためにアルコール摂取をしている人は、少量であれば緊張緩和には効果的ともいえます。
そのほか、ペネグラ服用時には、頭痛や胸やけなどが副作用として起きることもあります。副作用は、ペネグラを服用して数時間後には自然とおさまりますが、気になる人は胃薬や頭痛薬を併用しても、問題はありません。
[ペネグラ]
ペネグラは、個人輸入の代行業者を経由すれば、簡単に入手することができます。しかし、ペネグラは偽造品や低品質のものも多く出回っているため、入手する際は注意しなければいけません。では、ペネグラを入手するとき、具体的にどのような点に注意すればいいのでしょうか。次の段落から解説します。
ペネグラに限らず、個人輸入で入手できる医薬品は、低品質のものや偽造品が多く出回っていることが多いです。もし、偽造品を服用して健康に害が生じても、この場合は自己責任となります。医薬品を服用したことが原因で健康被害があった場合「医薬品副作用被害救済制度」という法律が適用され、条件を満たせば治療費の一部を公的機関が負担。しかし、個人輸入で健康被害が起きた場合は自己責任となるため、この法律の対象外の扱いとなります。
個人輸入でのペネグラ購入は、安価で購入できることがメリットです。また、入手したペネグラの成分がバイアグラジェネリックと同様であるかを、しっかりと確認できる知識があれば、服用しても安全。しかし、個人輸入は危険がともなう入手方法なので、ペネグラを安全に入手したい場合は、医療機関で処方してもらうのが無難といえます。医療機関であれば、医師や薬剤師のアドバイスをもとに、正しい服用方法などを学ぶことが可能です。